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鉢植え

こんにちは、海南亭のソムリエ金海です。今回は先日神戸ワイナリー様で頂いてきたシャルドネとピノノアールの鉢植えの様子を書きたいと思います

最初

近所のホームセンターで焼き杉の・軽石・果樹用の土を買ってきました!全部で3000円くらいでした。

接木全体写真

これが今から植えるシャルドネの接木です。ほんとに割り箸にしか見えません! 

接木アップ写真

これが接木した部分のアップです。ちょっと分かりにくいので解説を入れますね

解説

黒い○で囲った部分が繋ぎ合わせた部分です。拡大図の黒い線でなぞった形に切り抜かれてつながってます、ギリシャ文字のオメガを逆さにした形に似てますね。繋いだ部分を保護するために赤色の蝋で包み込んで接合部を守ってます。
上の部分がシャルドネ、下の部分はフィロキセラ耐性の有る、北米品種のビティスヴィニフェラ系台木となっています。

軽石だけ

水はけが良くなるように軽石を鉢の下に敷きます。どれくらいが適正か分からないので適当に入れました!

土盛り

果樹用土を鉢いっぱいに入れます。土いじりって楽しいです!

挿し後

接木を挿します。おばあちゃんの法事を思い出しました、、、

全体写真

シャルドネとピノノアールと両方挿し終わりました。楽しい作業です!

水やり

最後にお水をあげて土を固めて一応の完成です。愛用の青のゾウさんじょうごが大活躍です!

鉢アップ

土の表面が乾かないように新聞のチラシで覆って南向きの日当たりの良いお店の玄関においてすべての作業が終了です。春の芽吹きが楽しみです。ご近所の方良かったら成長を見守って頂けたら嬉しいです。

お店の前

お店の前は、こんな感じになっています。緑で賑やかになるのが楽しみです。




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ソムリエ協会 フォローアップセミナー

テーブル1

こんばんわ、海南亭のソムリエ金海です。3月10日にリーガロイヤルホテルで開催された、ソムリエ協会主催の基本技術フォローアップセミナーに参加して勉強して来ました。朝9時から夜8時までのなかなかボリュームのある勉強会でした。

看板

全体風景

この勉強会はソムリエ協会の、呼称試験を合格した有資格者のみが参加できる勉強会となっています。当日は300名集まったらしくて、大阪中のソムリエが集まってるんじゃないかなと言うくらいたくさんの人がいらっしゃいました。そんな勉強会に参加できる自分が嬉しくて、2年前に試験勉強を頑張って良かったな~ってほんとに思った瞬間でした。



テーブル2

真ん中に写ってる教本を参照しながら、最近の世界のワインに関するトピックスやワインに関する様々な知識を深めていく内容でしたが、この教本さらっと写ってますが600ページもある分厚い本なんです、、、、枕に丁度良い厚さ、、、

昼の食事休憩以外は、たまにトイレ休憩があるくらいでほとんどぶっ通しですすんでいきます。長時間の勉強会なので集中力が持続するかどうかが心配でしたが面白い講義のお陰で終始集中できました。前半の5時間は教本で世界のワイン動向、後半は実践的な勉強に移ります。ワインの分析について、写真に写っているそれぞれ特徴的な5種類のワインを、一種類づつ丁寧に外観・香り・味わい・余韻・合うお料理など総合的に分析するといった流れで味わってきます。この講義はほんとに為になります。ソムリエでよかったと思える瞬間です。

テイスティング実技の後は、プロのソムリエとしてのお客様へのサービス実技・ワインのプレゼンテーションなどについて、日本のトップソムリエのお二人が丁寧に解説していただいて大変勉強になりました。

修了書

修了書。頂きました! ソムリエ協会技術研究部部長様(ひそかに金海は、この部長さんに憧れてます。ほんとにかっこいいです)から直接手渡しで頂いたのでかなり嬉しかったです。

今回のセミナーほんとに参加して良かったです。今回勉強して吸収した事を、海南亭にご来店いただいたお客様にお返ししたいと思います。
懇親会

勉強会の後は、お楽しみ懇親会が有りました! 沢山の美味しいお料理と飲み切れないほどの美味しいワインたち!
最高です。

料理1

料理2

マグロの兜焼きや、牛フィレステーキ・お寿司などなど、この料理にはこのワインが合うとか色々な話をしながらあっという間に時間が過ぎていきます。楽しい時間はあっという間です。 勉強の時間はなかなかすぎませんけど、、、、、
途中。ソムリエ協会・会長の岡さんなども挨拶に来られて大変盛り上がりました。

ソムリエの資格は取るのがゴールでは有りません。取ってからが本当のスタートだと先輩のソムリエの方々に教えていただきました。このようなすばらしい勉強の場を与えてくれたソムリエ協会に感謝しつつ。これからも勉強に励みたいと思います

接木してきました!

入り口

こんばんわ、海南亭ソムリエ金海です。
三月上旬某日、小雨の振る中いつもお世話になっている神戸ワイナリー様にお邪魔して接木をして参りました。今回はその報告です。こちらの神戸ワイナリー様はワイナリー内に葡萄畑と醸造場もあり自社でワインを醸造されていてワイン好きなら是非一度遊びに行ってみてください。すごく勉強になりますんで

http://www.kobewinery.or.jp/

正門

去年一年間こちらで一年間の冬の樹木の休眠期の剪定が終わってから~収穫までの一本の葡萄の木のお世話をさせて頂いたんです。一年間ほんとに楽しかったです、思い出の地です。今日はこちらで接木のお世話になるんですが、無理を言って私一人のためにわざわざ対応して頂きました。ほんとにありがとうございます

畑

緩やかな南向きの斜面にきれいにブドウの木が整列して並んでます。美しい風景です。日本にもこんなところ有るんだな~って感心しちゃいます。

木

そして、この木が去年金海がお世話させて頂いた、カベルネソーヴィニオンの木です。去年のネームプレートがまだ残ってたので写真写してきました。3月はまだ休眠期なので、畑は殺風景ですが、5月くらいになると緑がいっぱい溢れて賑やかになります。


木2

写真ではちょっと分かりにくいですけど一本の木は、腰くらいの高さで左右に5~6メートルはあります。写真の畑は仕立てがヨーロッパでは主流の垣根仕立です。日本では湿気の関係で棚仕立てが多いんですけど、初めて見たときに心の中で『やった~!垣根や!』って叫んじゃいました。ソムリエ教本で勉強したままの仕立てにちょっと興奮を覚えました


枝アップ

枝のアップ、皮もめくれててどう見ても枯れてるように見えますけどしっかりと生きてます!植物って凄い!

シャルドネ穂木

ここから本題に入ります。接木の作業です。ざっくりと接木の説明・病気に強い種類の台木に育てたい種類の穂木を繋いで一本の木に育てる事、、、ちょっとざっくりしすぎてるかも知れませんけど、、、詳しく書くとかなりの長文になるんでここでは省略します、、、 違う種類のブドウの枝を切って切り口を、ピタッと合わせてしばらくするとつながって一本の木になるんです、、すごい!すごくないですか?そんなんで繋がるんや!!って初めてのときは本当にびっくりしました。写真がシャルドネの穂木になります。見た目ちょっと太い爪楊枝みたいに見えますけどここから芽が出るんです。

接木機械

これが、接木の機械です。うまく説明できないんですけど、台木と穂木をカットと同時にピタッと合わせてくれる凄い機械です。ワイナリーの方から丁寧な説明を聞きながら作業しても、何が起こってるのか良く分からないくらい凄い機械です。

蝋付け

この写真が蝋付けの作業です。接木したばかりの部位は外れやすいので蝋付けでギブスみたいに保護してひっくつまで安静にします。

接木完成

完成です~!ちょっと長い割り箸みたいに写ってるのが接木した枝です。このときシャルドネとピノノアールを接木したんですけど、枝の状態では全く違いが分かりませんでした。写真はピノノアールです。この割り箸みたいな枝を休眠期の2~3月中に土に刺しておくと、ゆっくりと木が繋がって土からの栄養が枝全体にわたり根を張り先っちょの赤い蝋を破って新芽が飛び出してきます。春が楽しみです~! 次は、鉢植えの作業をお伝えしたいと思います。



プロフィール

下駄カルビ

Author:下駄カルビ
大阪の焼肉屋・海南亭のシニアソムリエ金海(かなうみ)のブログです。2015年度にシニアソムリエに一発合格しました。シニア受験時に自分の勉強用に作った地図をベースにした勉強用の資料などをソムリエ試験を受ける方の為に、PCで書き直して、ブログと言う形で掲載しています。
きっと誰かの役に立ってくれるはずと思い書いてます

海南亭 www.kainantei.jp

2015年 シニアソムリエ
2013年 1級お肉博士
2012年 ソムリエ 
2010年 ジュニア野菜ソムリエ

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