こんにちは、海南亭のシニアソムリエの金海(かなうみ)です。
本日は前回に引き続き白の2次のテイスティングについて少し書いてみたいと思います。
前回の果実・花・植物についても少し品種で何が選ばれているかなど文章と画像に追記したのでご確認ください。公式のテイスティングシートの中には、いまいちよくイメージが沸かない選択肢も沢山有ります。僕が分かりずらいなと思った選択肢についてちょっと調べてみました。ただご注意頂きたいのは、なんとなくの香りのイメージとしての捉えるだけで十分なんです。本当にそのワインからその香りがバッチリするかとかまで正確に香りの特徴が出てるかどうか、とまでは解答としても、求めてないと思います。うまく書けませんが、色のイメージとか香りのイメージとか、そこまで明確ではない印象として捉えて下さい。
ただイメージも何も原型が分からないと、イメージも想像しようが無いので調べてみました。
レモンやグレープフルーツなど説明の必要がない物は省いています。僕が解りずらいなと思ったものだけを書き出していますのでご了承ください。
本日は、香辛料・芳香・化学物質です。
ほんとに、資料をまとめてる作業中にもなんども思いましたが、
ほんまにそんな香りするかぁ、、、、?とめちゃくちゃ思います、、、
ほとんど臭ったことがない物質ばかりで、イメージしろと言われても、、、って正直に思いますが、
やるしか無いんで、みなさん頑張ってくださいね。汗
実はここだけの話、私も今年受験生なんです、、エキスパートを受験してまして、、、2次のテイスティングを受ける予定です。
なぜエキスパートを受けているかと言いますと、ワイン検定の講師をやってみたいからなんです。
ソムリエを持っていてもエキスパートの受験は可能なんです。
ワイン検定はエキスパートのみに許されていまして、ソムリエ呼称ではワイン検定の講師は認められていないのでエキスパートを取得しかないんですね。なのでエキスパートを受験しました。2次のテイスティング資料造りは自分の為でもありますんで頑張って作っていきたいと思います。大阪会場の予定ですので会場でどちらさんかとお会いしたりするかもしれませんね。
なので、私も皆さんと一緒に頑張りたいと思いますので、分かりづらい選択用語などありますが、やるしかないの最後までお付き合いください。
余談ですが、エキスパートに合格できればバッチが合計3個となります。ソムリエ・シニアソムリエ・エキスパートです。3個そろえば写真を撮ってここに掲載したいと思います。何年後かにシニアエキスパートも受けて4個のバッチを目標に頑張りたいと思います。超マニアックなバッチコレクターですね、、汗。(自分でもどこに向かってるのかよくわかりません、、汗)
話がそれましたが、本題に戻ります。
では、画像から、僕が分かりずらいと思うものだけを書きましたのでご了承ください。

テキストでも書いてみたいと思います。
パン・ドゥ・ミパン・ドゥ・ミ(Pain de mie)とは、フランス語です。由来など諸説ありますが、ここでは、ざっくりと「パン・ド・ミ」=「食パン」で良いかと思います。長方体の型に生地を入れて、蓋をして表面がカリッとフランスパン風で中身がふわっと美味しく焼き上げた食パン。ちなみに過去五年一度も選ばれていないようです。パン香なので酵母っぽい香りでシャンパーニュなどの還元状態の時に選ぶのかなと思います。
一度だけ甲州で選ばれています。
コリアンダーコリアンダーはセリ科の一年草。
タイ語でパクチー、中国語でシャンツァイ (香菜)日本ではカメムシ草とよばれ、カメムシとパクチーが同じ香り成分を持っています。
香りは独特で好き嫌いがはっきり分かれるハーブで、石鹸のような香りを感じます
リースリング・シャルドネ・ソーヴィニヨンブランで選ばれています。
丁子(ちょうじ)開花前のフトモモ科の植物チョウジノキの花の蕾(つぼみ)を乾燥させた香辛料で、非常に強い香気を持っている。。英語ではクローブ。乾燥後の形が丁の字に似た形をしている事から丁子と呼ばれる。
甲州で一度選ばれています。
樹脂香木の木を傷つけるとそこに樹脂が分泌されるのでそれを集めて固めたもの、加工して香水などの原料などにも使われる
シャルドネで一度選ばれています
ヨードヨード又はヨウ素
ざっくり、磯の香りと考えて下さい
ヨウ素は海のミネラルとも呼ばれ、人間の体には、なくてはならないミネラルで、海藻に多く含まれています。
海のあの独特の磯の香りは、コンブなどの海藻から出てくるヨード(ヨウ素)が、香りの元のようです! 磯の香りなんでミネラルとか感じるような時に使うと良いかと、
ソーヴィニヨンブランで選ばれています。
麝香(じゃこう)雄のジャコウジカの腹部にある香嚢(ジャコウ腺)から得られる有香分泌物を乾燥した香料、甘く粉っぽい香りを持ち、生薬の一種でムスク (musk) とも呼ばれる。分泌された麝香=ジャコウは、=香嚢(コウノウ)と呼ばれる袋の中にたまります。
数少ない動物性香料で、香水その他に幅広く使われ、古代より、重要かつ非常に高価な香料の原料です。
ソーヴィニヨンブランで選ばれています
ランシオ教本的に書くと、意図的に太陽の光にさらさせて、独特な香りを持たせた酒精強化ワインのブーケに現れる香り。
強制的か自然的にかは別として、酸化=熟成したワインから出てくる香りの一つです。
長期熟成したワインに感じる香りなので複雑性が有って、湿った土とかきのことかの類かなと思います。
ちなみに一度も選ばれていません白については以上です。次は赤の分かりずらい選択用語について書いてみたいと思います。