鉢植え
こんにちは、海南亭のソムリエ金海です。今回は先日神戸ワイナリー様で頂いてきたシャルドネとピノノアールの鉢植えの様子を書きたいと思います

近所のホームセンターで焼き杉の・軽石・果樹用の土を買ってきました!全部で3000円くらいでした。

これが今から植えるシャルドネの接木です。ほんとに割り箸にしか見えません!

これが接木した部分のアップです。ちょっと分かりにくいので解説を入れますね

黒い○で囲った部分が繋ぎ合わせた部分です。拡大図の黒い線でなぞった形に切り抜かれてつながってます、ギリシャ文字のオメガを逆さにした形に似てますね。繋いだ部分を保護するために赤色の蝋で包み込んで接合部を守ってます。
上の部分がシャルドネ、下の部分はフィロキセラ耐性の有る、北米品種のビティスヴィニフェラ系台木となっています。

水はけが良くなるように軽石を鉢の下に敷きます。どれくらいが適正か分からないので適当に入れました!

果樹用土を鉢いっぱいに入れます。土いじりって楽しいです!

接木を挿します。おばあちゃんの法事を思い出しました、、、

シャルドネとピノノアールと両方挿し終わりました。楽しい作業です!

最後にお水をあげて土を固めて一応の完成です。愛用の青のゾウさんじょうごが大活躍です!

土の表面が乾かないように新聞のチラシで覆って南向きの日当たりの良いお店の玄関においてすべての作業が終了です。春の芽吹きが楽しみです。ご近所の方良かったら成長を見守って頂けたら嬉しいです。

お店の前は、こんな感じになっています。緑で賑やかになるのが楽しみです。

近所のホームセンターで焼き杉の・軽石・果樹用の土を買ってきました!全部で3000円くらいでした。

これが今から植えるシャルドネの接木です。ほんとに割り箸にしか見えません!

これが接木した部分のアップです。ちょっと分かりにくいので解説を入れますね

黒い○で囲った部分が繋ぎ合わせた部分です。拡大図の黒い線でなぞった形に切り抜かれてつながってます、ギリシャ文字のオメガを逆さにした形に似てますね。繋いだ部分を保護するために赤色の蝋で包み込んで接合部を守ってます。
上の部分がシャルドネ、下の部分はフィロキセラ耐性の有る、北米品種のビティスヴィニフェラ系台木となっています。

水はけが良くなるように軽石を鉢の下に敷きます。どれくらいが適正か分からないので適当に入れました!

果樹用土を鉢いっぱいに入れます。土いじりって楽しいです!

接木を挿します。おばあちゃんの法事を思い出しました、、、

シャルドネとピノノアールと両方挿し終わりました。楽しい作業です!

最後にお水をあげて土を固めて一応の完成です。愛用の青のゾウさんじょうごが大活躍です!

土の表面が乾かないように新聞のチラシで覆って南向きの日当たりの良いお店の玄関においてすべての作業が終了です。春の芽吹きが楽しみです。ご近所の方良かったら成長を見守って頂けたら嬉しいです。

お店の前は、こんな感じになっています。緑で賑やかになるのが楽しみです。
接木してきました!

こんばんわ、海南亭ソムリエ金海です。
三月上旬某日、小雨の振る中いつもお世話になっている神戸ワイナリー様にお邪魔して接木をして参りました。今回はその報告です。こちらの神戸ワイナリー様はワイナリー内に葡萄畑と醸造場もあり自社でワインを醸造されていてワイン好きなら是非一度遊びに行ってみてください。すごく勉強になりますんで
http://www.kobewinery.or.jp/

去年一年間こちらで一年間の冬の樹木の休眠期の剪定が終わってから~収穫までの一本の葡萄の木のお世話をさせて頂いたんです。一年間ほんとに楽しかったです、思い出の地です。今日はこちらで接木のお世話になるんですが、無理を言って私一人のためにわざわざ対応して頂きました。ほんとにありがとうございます

緩やかな南向きの斜面にきれいにブドウの木が整列して並んでます。美しい風景です。日本にもこんなところ有るんだな~って感心しちゃいます。

そして、この木が去年金海がお世話させて頂いた、カベルネソーヴィニオンの木です。去年のネームプレートがまだ残ってたので写真写してきました。3月はまだ休眠期なので、畑は殺風景ですが、5月くらいになると緑がいっぱい溢れて賑やかになります。

写真ではちょっと分かりにくいですけど一本の木は、腰くらいの高さで左右に5~6メートルはあります。写真の畑は仕立てがヨーロッパでは主流の垣根仕立です。日本では湿気の関係で棚仕立てが多いんですけど、初めて見たときに心の中で『やった~!垣根や!』って叫んじゃいました。ソムリエ教本で勉強したままの仕立てにちょっと興奮を覚えました

枝のアップ、皮もめくれててどう見ても枯れてるように見えますけどしっかりと生きてます!植物って凄い!

ここから本題に入ります。接木の作業です。ざっくりと接木の説明・病気に強い種類の台木に育てたい種類の穂木を繋いで一本の木に育てる事、、、ちょっとざっくりしすぎてるかも知れませんけど、、、詳しく書くとかなりの長文になるんでここでは省略します、、、 違う種類のブドウの枝を切って切り口を、ピタッと合わせてしばらくするとつながって一本の木になるんです、、すごい!すごくないですか?そんなんで繋がるんや!!って初めてのときは本当にびっくりしました。写真がシャルドネの穂木になります。見た目ちょっと太い爪楊枝みたいに見えますけどここから芽が出るんです。

これが、接木の機械です。うまく説明できないんですけど、台木と穂木をカットと同時にピタッと合わせてくれる凄い機械です。ワイナリーの方から丁寧な説明を聞きながら作業しても、何が起こってるのか良く分からないくらい凄い機械です。

この写真が蝋付けの作業です。接木したばかりの部位は外れやすいので蝋付けでギブスみたいに保護してひっくつまで安静にします。

完成です~!ちょっと長い割り箸みたいに写ってるのが接木した枝です。このときシャルドネとピノノアールを接木したんですけど、枝の状態では全く違いが分かりませんでした。写真はピノノアールです。この割り箸みたいな枝を休眠期の2~3月中に土に刺しておくと、ゆっくりと木が繋がって土からの栄養が枝全体にわたり根を張り先っちょの赤い蝋を破って新芽が飛び出してきます。春が楽しみです~! 次は、鉢植えの作業をお伝えしたいと思います。